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試作型と量産型 [海上保安庁]

先日陸上自衛隊の新型戦車10式の量産型が公開されました。当然ながら試作車両と比べると、細部に違いがあります。試作型によるテスト結果を反映させて改良したためですね。

海上保安庁の巡視船艇についても同じことが言えます。
典型的なのはPL型巡視船「のじま」(現おき)が建造されたときですね。「のじま」はもともと救難機能を強化した次世代巡視船の試作型として1隻だけ建造されました。その後に量産された「おじか」型(現えりも型)は「のじま」の運用実績を加味して飛行甲板などが大幅に改良されています。

その他大量に建造された「しれとこ型」や「ばんな」型、「あまみ」型、「なつぐも」型なども初期に建造されたものは試作機の要素が強いですね。

試作型と量産型を比べると得てして量産型の方がシンプルになって量産しやすいようになっています。
例外的に量産型の方が、機能が強化されて複雑化している場合もあります。

試作型があって始めて量産型があるわけです。試作型でのテストは重要です。
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